環境問題と人道支援

2009年3月13日

篁今日は地球環境パートナーシッププラザで、
カーボンオフセットビジネスを展開されている
カーボンフリーコンサルティングの代表の
中西さんにお誘い頂いて、講演をご一緒しました。

テーマは「環境問題と人道支援」。

つながってなさそうで、つながっているんですよね、この2つ。

例えば、温暖化により干ばつ、水不足が起こる。
すると、食糧がある地域では不足する。

食糧が不足すると、奪い合いが起こる。
争い(戦争・紛争)により、難民が発生し、
発生した難民が難民キャンプに入る。

これまで、そこに存在しなかった難民が、
大量に一地域に集中して暮らすとどうなるか。
周辺の森、環境をつぶしていくんですね。

UNHCRがこのあたりの報告書を公開しています。

木材を料理をするための薪にする。
家を造るための建材とする。
そのような目的により、周辺の環境が破壊されるのです。

温暖化→食糧不足→紛争→難民→新たな環境破壊

悪い循環です。

これからの世界はどうなっていくか。

人口増、資源の枯渇、水の枯渇。
水や食糧や資源の奪い合いが激化していくことは、
火を見るように明らかです。

また、新たな難民が発生しつつあります。
「環境難民」です。このあたりは中西さんが、
紹介されました。

温暖化の影響で、海面が上昇。
上昇によって、これまで住んでいた土地が、
海の下に沈んでしまう。ツバルが有名ですね。

人口問題。

この問題をどう扱うべきか。

中西さんがパチャウリIPCC議長に質問したところ、

「子どもは将来の宝だからできるだけ
バースコントロールはすべきではない」

とお答えになったそうです。

また、別の機会でアル・ゴアさんとお話する機会があり、

「北極の氷はいつなくなるか分かりますか?」

と、質問されたそうです。

「2040年ですよね。」

「いや、5年後にはなくなるんだよ」

というやりとりがあったそうです。
(中西さん、ビッグネームと会ってますね。)

アメリカでは、5年後に北極の氷が
なくなるというのが主力な見方だそうです。
恐ろしい話です。

アマゾンの森林の半分以上は、2030年には
消滅するとも言われているし、何とも問題だらけ。

そこで、どう私たちがしていけばいいのか、
問われているのです。

地道な個人によるエコ活動や、企業のCSRの一環として
行う社会貢献活動が広がっていくことは、
いいことなのですが、私たちは今、会社のあり方、
暮らし方、生き方を、大幅に見直さなければ
ならないのではないでしょうか。

資本主義のあり方も見直されなければなりません。

今日は2つの方向性を提案しました。

レンタル・リユース型経済(Reduceの徹底)

と、

自立自活型経済(商圏を小さくする)

です。
詳しくはまたそのうち。


この最近、講演が続いています。

昨日の午前中は、「一志創伝」という大学生グループから
ご依頼を受け、講演しておりました。

誰から依頼されることなく、自分たちで
学びたいと行動している彼ら。
触れ合えて楽しかった!


講演前にグループディスカッションを
してもらいました。


「平和ってどんな状態ですか」

「どうやったら平和構築できると思いますか」


このような問いを、事前に話し合ってもらい、
各チームごとに考えを発表してもらいました。

1グループ、「おっ」と思わせる発表がありました。
配布された、紙を人が手をつないでるような
デザインに切って、

「こういう状態が、平和だと思います」

と言うのです。

dori.jpg


「そうそう、そういうこと!」

と叫びたかった。すごいよ、どりちゃん。
感動しました。

こうやって、みんなで手をつないで、仲良くできない
ものかね。仲間外れをつくらないことが大切ですね。

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