約2年半前に訪問以来、2回目のダッカだった。
33歳の誕生日、3月19日に成田を出発。
到着したのは、翌日午前0時30分。
誕生日を飛行機の中で過ごしたのは初めてだった。
今回の訪問の目的は主に2つ。1つ目は前回知り合った
エクマットラの渡辺君と、現地でのレストラン事業の立ち上げについて
打ち合わせをすること。もう一つは、ドキュメンタリー制作だ。
レストラン事業は以前からエクマットラの活動を支える
収益事業としてやってみてはどうかと提案していた。
エクマットラで預かって、育てている子どもたちも、やがて
大人になり、どこかに就職する。その就職先の受け皿として、
どうかということだ。エクマットラとして、数年前から
地方で農業を始めたというので、農地で採れた農産物を使って
レストランをやってはどうか、という提案だった。
ドキュメンタリー制作については、現在、弊社で準備している
ニュース番組企画、「イーココロ!テレビ」で使う番組として、
配信しようと考えている。バングラデシュの発展と貧困を写しだしつつ、
現地で貧しい子どもたちの支援活動を続けるエクマットラの渡辺君に
スポットライトを当てた番組にしようと思う。
それなりに考えて撮ってきたつもりだが、なにぶん素人が、
初めて撮った映像だからどうなることやら。これから過酷な
編集作業が待っている。大変そうだ。
今回の旅では、アルテックジャパンのダッカ事務所の所長、
イブちゃん(本名:イブラヒム)に大変お世話になった。
イブちゃんは、18歳の時に単身日本の大阪に来日。日本語を学び、
印刷会社でしばらく働いていた。その時、知り合った日本人女性と
結婚。その後、印刷会社の社長と友達である、アルテックジャパンの
社長、松原さんと知り合い、いきなり24歳の若さでアルテックジャパンの
ダッカ事務所の立ち上げを行うことになった。それだけ、才能を
見込まれてのことだった。
現在、ダッカの中心部の一等地に事務所を構え、2人の社員を雇って
ペットボトルのレモンティー飲料販売事業に乗り出そうとしている。
工場は4月に完成予定。機械は台湾から仕入れる予定だ。
事業が立ち上がったら、TVCMも打つという。
聞けば、父も兄も事業家。小さいころから事業運営をする
家族のことを見ていたことが、大きく影響しているのだろう。
ずっと、自分も事業を興そうと考えていたそうだ。
なお、日本に来たきっかけは、バングラデシュでも放映さえた
「おしん」に影響されて、とのこと。以来、日本が大好きになり
いずれは大阪に戻り、日本で死にたいとのことだった。
彼には丸2日間、お世話になった。
トヨタのランドクルーザーで、迎えに来てくれ、
会うなり「せっかく来たのだから、バングラデシュのいろんな面を
見せたいです。ちょっと疲れるかもしれませんが、大丈夫ですか?」
と、初日は半ば拉致されるように、ダッカ周辺を案内してもらった。
ランクルでは、イブちゃんお気に入りのサザンオールスターズや
GLAYの曲が流れた。そして、車内での会話は日本語。
イブちゃんは、日本語がベラベラなのです。ダッカでサザンは
なかなかシュールでした。
イブちゃん弾丸ツアーでは、パキスタンとバングラデシュが
戦争した現場にできたモニュメントやお墓に行ったり、
戦勝記念公園のようなところに連れて行ってもらった。
締めくくりは、イブちゃんのお兄さんが経営するレストランで
晩ご飯をご馳走に。タンドリーチキンみたいなものを
ご馳走になりました。なかなか、いけました。
お兄さんには、エクマットラとレストラン事業を本格的に
乗り出す時は、相談に乗ってもらうつもりだ。
初日は、移動続きで、くたくた。
夜は爆睡でした。





