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2009年3月

ダッカへ、再び。(2日目)

2009年3月31日

帰国後3日目ぐらいに、突然、針で刺すような腹痛に襲われグッタリ
していたら、そのまま風邪になり寝込んでしまいました。トホホ。
後から、菌が活発になることなんてあるんですかね。
ようやく復活しました。

さて、ダッカ2日目の記録です。

2日目もありがたいことに、アルテックジャパンのイブちゃんが
付き添ってくれました。

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この日は、こちらからのリクエストで、
ダッカの貧困地域に連れて行ってもらいました。

アルテックジャパンの入っているビルから、
徒歩5分で行けるところですが、行った場所は線路でした。

線路上に沢山の人が行き来しているので、土木の仕事でも
しているのかと思いきや、イブちゃんに聞くと、ここで
生活しているとのこと。

ここを、10分毎ぐらいに、列車が通るのですから、
異様な光景です。ここを1kmぐらいは歩いたでしょうか。
大変な数の人がここで生活しています。

食べるものも、着るものも、何から何まで不十分でしょうが、
子どもたちが明るく元気だったことが印象的でした。
また、この地域全体として受けた印象も、悲壮感というよりは、
力強く生きようとする、人間の活力というのかな、強さを感じました。

午後からは、エクマットラを訪問。
渡辺君とは2年半ぶりの再会でしたが、相変わらず
まっすぐで、エネルギッシュでした。

彼を中心としたドキュメンタリーを作ることも考えていましたので、
エクマットラで、彼が子どもたちに教えている様子や、改めて
インタビュー映像を撮ってきました。

ところで当初企画していたエクマットラとのレストラン事業は、
一旦保留にしました。エクマットラの代表が、4年かけて制作した
バングラデシュの貧困をテーマにした映画が完成したとのことですので、
この映画を日本に持ってくることを、まずは実行に移します。

ダッカへ、再び。( 1日目 )

2009年3月25日


約2年半前に訪問以来、2回目のダッカだった。

33歳の誕生日、3月19日に成田を出発。
到着したのは、翌日午前0時30分。
誕生日を飛行機の中で過ごしたのは初めてだった。

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今回の訪問の目的は主に2つ。1つ目は前回知り合った
エクマットラの渡辺君と、現地でのレストラン事業の立ち上げについて
打ち合わせをすること。もう一つは、ドキュメンタリー制作だ。

レストラン事業は以前からエクマットラの活動を支える
収益事業としてやってみてはどうかと提案していた。

エクマットラで預かって、育てている子どもたちも、やがて
大人になり、どこかに就職する。その就職先の受け皿として、
どうかということだ。エクマットラとして、数年前から
地方で農業を始めたというので、農地で採れた農産物を使って
レストランをやってはどうか、という提案だった。

ドキュメンタリー制作については、現在、弊社で準備している
ニュース番組企画、「イーココロ!テレビ」で使う番組として、
配信しようと考えている。バングラデシュの発展と貧困を写しだしつつ、
現地で貧しい子どもたちの支援活動を続けるエクマットラの渡辺君に
スポットライトを当てた番組にしようと思う。

それなりに考えて撮ってきたつもりだが、なにぶん素人が、
初めて撮った映像だからどうなることやら。これから過酷な
編集作業が待っている。大変そうだ。

今回の旅では、アルテックジャパンのダッカ事務所の所長、
イブちゃん(本名:イブラヒム)に大変お世話になった。

イブちゃんは、18歳の時に単身日本の大阪に来日。日本語を学び、
印刷会社でしばらく働いていた。その時、知り合った日本人女性と
結婚。その後、印刷会社の社長と友達である、アルテックジャパンの
社長、松原さんと知り合い、いきなり24歳の若さでアルテックジャパンの
ダッカ事務所の立ち上げを行うことになった。それだけ、才能を
見込まれてのことだった。

現在、ダッカの中心部の一等地に事務所を構え、2人の社員を雇って
ペットボトルのレモンティー飲料販売事業に乗り出そうとしている。
工場は4月に完成予定。機械は台湾から仕入れる予定だ。
事業が立ち上がったら、TVCMも打つという。

聞けば、父も兄も事業家。小さいころから事業運営をする
家族のことを見ていたことが、大きく影響しているのだろう。
ずっと、自分も事業を興そうと考えていたそうだ。

なお、日本に来たきっかけは、バングラデシュでも放映さえた
「おしん」に影響されて、とのこと。以来、日本が大好きになり
いずれは大阪に戻り、日本で死にたいとのことだった。

彼には丸2日間、お世話になった。
トヨタのランドクルーザーで、迎えに来てくれ、
会うなり「せっかく来たのだから、バングラデシュのいろんな面を
見せたいです。ちょっと疲れるかもしれませんが、大丈夫ですか?」
と、初日は半ば拉致されるように、ダッカ周辺を案内してもらった。

ランクルでは、イブちゃんお気に入りのサザンオールスターズや
GLAYの曲が流れた。そして、車内での会話は日本語。
イブちゃんは、日本語がベラベラなのです。ダッカでサザンは
なかなかシュールでした。

イブちゃん弾丸ツアーでは、パキスタンとバングラデシュが
戦争した現場にできたモニュメントやお墓に行ったり、
戦勝記念公園のようなところに連れて行ってもらった。

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締めくくりは、イブちゃんのお兄さんが経営するレストランで
晩ご飯をご馳走に。タンドリーチキンみたいなものを
ご馳走になりました。なかなか、いけました。
お兄さんには、エクマットラとレストラン事業を本格的に
乗り出す時は、相談に乗ってもらうつもりだ。

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初日は、移動続きで、くたくた。
夜は爆睡でした。


今年は、Go Social!

2009年3月18日

先日、私が勉強させて頂いているISL、社会イノベーション
センターのクラスメートに誘っていただき、ALPHA LEADERSという
組織の勉強会に参加してきました。

参加者は、外資系投資銀行、戦略コンサル、証券会社ばかり。
いずれも20?30代の若手だったかな。優秀な人ばっかり。

こんな人たちが、途上国支援、平和構築、環境、教育、NPO支援などに
興味を持ち始めています。

私が、イーココロ!を始めた2003年では、
到底考えられないムーブメントです。

社会を変えよう、よりよい世界をつくろうという動きが、
活発化しています。

人類が抱える克服すべき問題は、深刻化する一方でも
ありますが、「社会をよりよく変えたい」という意識が、
どんどんと高まっています。

今週は、経済誌、週刊ダイヤモンドの取材が入りました。
4月に社会起業家の大特集を組むそうで、何十ページにも
なるそうです。

2009年のテーマは、Go Social!
盛り上がってきました。


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明日から、数日間、バングラデシュに行ってきます。

環境問題と人道支援

2009年3月13日

篁今日は地球環境パートナーシッププラザで、
カーボンオフセットビジネスを展開されている
カーボンフリーコンサルティングの代表の
中西さんにお誘い頂いて、講演をご一緒しました。

テーマは「環境問題と人道支援」。

つながってなさそうで、つながっているんですよね、この2つ。

例えば、温暖化により干ばつ、水不足が起こる。
すると、食糧がある地域では不足する。

食糧が不足すると、奪い合いが起こる。
争い(戦争・紛争)により、難民が発生し、
発生した難民が難民キャンプに入る。

これまで、そこに存在しなかった難民が、
大量に一地域に集中して暮らすとどうなるか。
周辺の森、環境をつぶしていくんですね。

UNHCRがこのあたりの報告書を公開しています。

木材を料理をするための薪にする。
家を造るための建材とする。
そのような目的により、周辺の環境が破壊されるのです。

温暖化→食糧不足→紛争→難民→新たな環境破壊

悪い循環です。

これからの世界はどうなっていくか。

人口増、資源の枯渇、水の枯渇。
水や食糧や資源の奪い合いが激化していくことは、
火を見るように明らかです。

また、新たな難民が発生しつつあります。
「環境難民」です。このあたりは中西さんが、
紹介されました。

温暖化の影響で、海面が上昇。
上昇によって、これまで住んでいた土地が、
海の下に沈んでしまう。ツバルが有名ですね。

人口問題。

この問題をどう扱うべきか。

中西さんがパチャウリIPCC議長に質問したところ、

「子どもは将来の宝だからできるだけ
バースコントロールはすべきではない」

とお答えになったそうです。

また、別の機会でアル・ゴアさんとお話する機会があり、

「北極の氷はいつなくなるか分かりますか?」

と、質問されたそうです。

「2040年ですよね。」

「いや、5年後にはなくなるんだよ」

というやりとりがあったそうです。
(中西さん、ビッグネームと会ってますね。)

アメリカでは、5年後に北極の氷が
なくなるというのが主力な見方だそうです。
恐ろしい話です。

アマゾンの森林の半分以上は、2030年には
消滅するとも言われているし、何とも問題だらけ。

そこで、どう私たちがしていけばいいのか、
問われているのです。

地道な個人によるエコ活動や、企業のCSRの一環として
行う社会貢献活動が広がっていくことは、
いいことなのですが、私たちは今、会社のあり方、
暮らし方、生き方を、大幅に見直さなければ
ならないのではないでしょうか。

資本主義のあり方も見直されなければなりません。

今日は2つの方向性を提案しました。

レンタル・リユース型経済(Reduceの徹底)

と、

自立自活型経済(商圏を小さくする)

です。
詳しくはまたそのうち。


この最近、講演が続いています。

昨日の午前中は、「一志創伝」という大学生グループから
ご依頼を受け、講演しておりました。

誰から依頼されることなく、自分たちで
学びたいと行動している彼ら。
触れ合えて楽しかった!


講演前にグループディスカッションを
してもらいました。


「平和ってどんな状態ですか」

「どうやったら平和構築できると思いますか」


このような問いを、事前に話し合ってもらい、
各チームごとに考えを発表してもらいました。

1グループ、「おっ」と思わせる発表がありました。
配布された、紙を人が手をつないでるような
デザインに切って、

「こういう状態が、平和だと思います」

と言うのです。

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「そうそう、そういうこと!」

と叫びたかった。すごいよ、どりちゃん。
感動しました。

こうやって、みんなで手をつないで、仲良くできない
ものかね。仲間外れをつくらないことが大切ですね。





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