
昨日少し書きました、坂本龍馬は、命がけで脱藩し、日本の将来のことを憂い、日本の将来の設計図を書きました。龍馬だったら、今何を考えるかと思いを巡らせると、やはり国ではなく、地球スケールで物事を考えたのではないかと思います。今日、理由あって書いた文章をそのままブログに載せます。なお、私は全然脱日本なんて考えていません。日本大好きです(笑)。
人間が理性を失い、欲望のままに資本主義の元で経済発展を目指してきた結果、私たちが生きるこの21世紀は、大変な社会課題を抱えるに至りました。企業はより一層成長するために、国境を越え、地球規模で資本を動かし、地球の資源を使い果たそうとしています。
世界の熱帯雨林の4分の1を占め、地球の肺といわれる、アマゾンの森林では開発が進み、世界自然保護基金(WWF)は、2030年までにアマゾンの熱帯雨林は55%が消失または大打撃を受ける恐れがあると警告しています。また、地球温暖化の影響で、南極やグリーンランドなどの氷河が溶けるペースが速まっており、結果として起こる海面上昇で、バングラデシュの約2割が水没することや、オランダ、ヴェネチア、そして東京でも浸水被害が予想されています。このまま環境破壊が進めば、私たち自身はもとより、私たちの子孫に生きる環境を残せません。環境問題は、私たちが起こした、私たち自身の問題であり、私たちの将来がかかった問題です。
欲望が招いた問題は、環境破壊だけではありません。東西冷戦が終結し、ようやく世界に平和が訪れたと思いきや、21世紀に入り起こった9.11以後は、「テロとの戦い」という建前の元、アメリカを中心とする有志連合は、アフガニスタンやイラクに軍事行動を起こしました。日本が「国益」のためとイラク戦争を支持した理由は、石油の確保という現実的な欲に基づくものでした。それぞれの国益のため、計り知れない被害者が出ていることは言うまでもありません。
このように、現在の世界は、自国のため、自社のため、私のためと、「私」の利益のために豊かさを追求してきた結果、力を持つものが、より豊かになり、貧しいものがより貧しくなる社会構造となっているように感じられます。欲望中心の社会が、このまま進行したら、私たち自身が生きるこの地球の環境は破壊尽くされ、その課程で大変な被害者も生み出します。
もはや「私益」や「国益」で考え、行動する余裕はなく、「地球益」で考え、世界中の「地球市民」が、問題解決のために知恵を出し合うべき時が来ています。
私は、私ができることとして、飢餓や貧困、戦争や紛争、人権や格差、そして環境破壊などの問題に対して真正面から取り組み、問題解決を行おうと奮闘するNGO/NPO支援の枠組みを、2003年に作り、現在は約120団体に年間約2,500万円の寄付金創出を行っています。2年後の2010年度は、年間1億円の創出を目指しています。寄付金創出を実現している弊社の運営サイト、イーココロ!は、企業の協賛により、誰もが無料でクリックから募金参加ができるサイトとなっています。
地球規模で国境を越えて活動するNGO/NPOは、直接的な支援活動に加え、世界の第三の眼として、問題を直視し、警笛を発し、アドボカシー・政策提言を行う重要な役割を担っており、この役割は、これからますます増していくことでしょう。NGO/NPOの役割は、問題解決には欠かせないものの、根本的な問題解決には、政府や企業や市民を巻き込みながら、新たな世界のあるべき姿を描き、社会変革を起こし、社会構造そのもののパラダイムシフトをしなければなりません。そのために、弊社、ユナイテッドピープルは、NGO/NPO、市民、企業、メディア、そして政府が共に世界のあるべき姿を描き、設計し、問題解決のために行動できるプラットフォームの構築を推進していく所存です。





