中国といえば自転車がたくさん走っている国だと思う人がいるかもしれないが、そんなことは「昔話」になってしまった。首都北京では自転車が多いどころか道を埋め尽くすのはクルマ。日本の狭い道と比べて広い、5-6車線の道路ですら、北京では夕暮れ時などに大渋滞が巻き起こる。
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北京滞在中、1kmほど先のビルも見えないほど空気が白く、これは排気ガスと工場からの煙で霞んでいるのかと思った。住んでいる人に聞くと、実際はしっかり晴れている日もあるらしいので、あれは“靄(もや)”だったのかという結論になったが、それも疑わしく思うほど空気の汚さを実感する。
そんな北京で2007年10月頃からレンタル自転車のサービスが始まった。150ヶ所程のスポットで自転車を借り、どこでも返すことができるという。2008年の北京五輪を意識した施策であることは明確だが、その利便性や如何に?ということで、実際に自転車を借り、体験してみた。
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料金はデポジットが180元で、30分あたり0.5元。2007年12月現在、1元=約16円弱なのでかなり安く借りられる(その他カード返却に2元必要)。年間で借りても120元だ。借りた自転車はキレイなものではなかったが、走った道路では自転車専用のレーンが設けられており、とても快適に走れた。残念ながらちょうど冬真っ只中、最低気温が-5℃にもなる季節だったのでサイクリング日和とはいかなかったが(笑)
現在スポットはどんどん増えているという。体験した範囲では500mごとにスポットがあり、利便性もかなり高いと感じた。スポットで観察していると、中国人の利用者が返しに来ているのを何回か見かけた。まだ開始から2ヶ月程だが、サービスが根付きつつあるのだろう。
こういったサービスの広まりと共に、北京に住み人たちの環境意識がより高まってくれることを期待したい。







