NGO(NPO)の給料が安い。待遇が悪い。
だから人が根付かない。
有給スタッフとして入っても、半分ぐらいは4年未満で辞めていく。
※国際協力NGOセンター(JANIC)調べ
辞める理由はいろいろあるだろうが、
結婚するからとか、子どもができたからとか、
要するに、お金が必要になった時に
転職を考えねばならなくなるのだと思う。
企業へ転職するのではなく、同じ
業界でも待遇の良い国連組織に職を
求める人も少なくないと聞く。
NGOも、一般企業並に職員を待遇すべきだ。
そうしないと、人が根付かないし、
スキルの高い人がやって来ない。
それができない理由が2つ考えられる。
1つは、日本人の持つ慈善団体スタッフに対する
美しいイメージ。
NGOに勤める人は、みんなボランティアであるべきだ、
と考える傾向があるのではないか。
有給スタッフの人件費は最低限でいいという
雰囲気がある。
それが、間違いではないか。
NGOのスタッフも一般企業の社員と同じく
普通に暮らし、仕事をしている。
生きる以上、お金が必要。
それを無給のボランティアや、最低限の
費用でと、寄付する側が押しつけてはだめだと思う。
(自ら望んでそうしている団体、個人も存在するが)
一般企業水準の給与がもらえるように
なれば、それなりの人材も集まり、
活動のレベルが上がるはずだ。
そもそも資金が潤沢にない!
と言ってしまえばそれまでだけど。
2つ目の理由。
プロジェクト指定の寄付金を出したがる
寄付者が多いこと。
プロジェクト指定だと、ある活動への
資金としては役立つが、団体運営の足腰となる、
運営費にはまわしづらい。
寄付したお金を全額現地で使われて
欲しい気持ちは分かる。でも、そればかりでは
団体運営が立ち行かなくなる。
長期的な視点で支援するのなら、
寄付金の使用使途を指定しないで
寄付することが懸命だと思う。